GUIDE / 更新 2026-10-31
議事録を共有する前に確認したいこと
導入前の判断手順です。特定商品の実測評価ではありません。
きれいに要約された議事録でも、そのまま送る前に確かめたいことがあります。特に「何を決めたか」「誰がいつまでに行うか」が違うと、次の仕事がずれてしまいます。文章を整える前に、次の順番で元の音声や会議メモと照合してみてください。
1. 決定事項と検討中の案を分ける
「来週公開できるとよいですね」と「来週公開すると決定しました」は違います。提案、希望、仮決定、正式な決定を混ぜないようにします。結論が出なかった話は「未決」と書き、判断に必要な条件を残しましょう。
2. 担当者を推測で埋めない
議題を説明した人が、そのまま作業担当とは限りません。「誰が行う」と合意されたかを確認します。担当者が決まっていなければ「担当未定」と記録し、確認事項に回します。読みやすさのために名前を補うと、実際にはしていない約束を作ってしまいます。
3. 期限を日付と意味で確認する
「金曜まで」は、会議日が分からないと後から解釈できません。日付に直す際は会議日と照合し、「初稿の提出期限」なのか「公開日」なのかも添えます。時刻やタイムゾーンが必要な案件では、その条件も確認します。
4. 数字・単位・固有名詞を照合する
金額、数量、割合、バージョン、取引先名は重点的に確認します。たとえば「15件」と「50件」、「税込」と「税別」は、文章全体が自然でも結果が変わります。音声で判別できない数字は推測せず、発言者への確認事項として残してください。
5. 共有先に不要な情報を外す
社内の全員に必要な内容と、担当者だけが扱う内容を分けます。顧客情報や個人的な事情が含まれる場合は、共有範囲と社内ルールを確認します。共有リンクの閲覧権限や、添付した原音声の公開範囲も忘れずに見直しましょう。
6. 最後に「次の行動」を一行ずつ読む
例として「田中さん/見積案を作成/11月6日まで」のように、担当・作業・期限を並べます。これは架空の例です。実際の議事録では合意済みの内容だけを記入します。
共有前の最終チェックは、決定と未決の区別、担当者、期限、数字、共有権限、未確認事項の明示の6点です。確認できない箇所が残る場合は、確定版として扱わず、確認を求める草稿として共有します。短い議事録でも、不明点が分かる方が次の行動を決めやすくなります。